今回紹介するのは、公務員(兵庫県在住・独身)のゆうへいさん。神戸市内で1人暮らしをしています。
仕事終わりの平日は友人とオンラインで通信ゲームをし、金曜は飲み会、週末はサウナを楽しむというイマドキの多趣味なゆうへいさん。
そんなゆうへいさんが資産運用に興味をもったきっかけや運用状況についてインタビューしました。
一緒にゲームやサウナに行く仲の良い友人が運用をはじめていたことがきっかけです。
私自身、投資に無頓着で周りもそうだと思っていたのですが、実はみんな投資を始めていたようです。私もなにか始めないと!と興味を持ったのがきっかけですね。
運用はしていなかったですが、貯蓄はしていました。入社当初から給与天引きで月2万円の財形貯蓄をしています。ボーナス時は10万円に増額しています。入社から約6年間、一生懸命貯めていた財形貯蓄ですが、増えていたのはなんと60円。
これまであまり意識していませんでしたが、このとき改めて低金利の現実を知りました。減らない貯金も大切ですが、これからは増やす投資も始めようと思いました。
まずお金や投資についての知識を習得しようと思った時、SNSで”金融庁HPの投資教育が優秀”と書いてあったのを思い出しました。
実際に金融庁のHPを開くと、投資教育に関するコンテンツが豊富で、初心者でも分かり易い内容になっていました。
その中でも一番目に入ったのが”NISA”です。国としてもNISAを勧めているんだなと感じました。
実際私の友人もつみたてNISAをしていると言っていたので、私もとりあえずつみたてNISAを始めることにしました。
正直完璧に内容を理解したわけではなかったのですが、まずは始めてみることが重要だと思い、年間40万円の投資枠で月30,000円投資信託のつみたてを設定しました。
商品を分散するとリスクを抑制できるということを学んだので、2銘柄に分けて運用することにしました。
まずは馴染みのある日経平均に連動する日本株式と、海外資産も興味があったので日本以外の先進国の株式に連動する先進国株式に決めました。
普通預金30%、財形預金30%、投資信託(つみたてNISA)40%です。現在運用は投資信託のみで、保険や株などは保有していません。運用割合は全体の4割なので、もう少し増やしてもいいかなと思っています。
積立期間:2019年11月~2022年10月の36カ月。
2022年10月末時点での運用損益を評価
3年前につみたてNISAを始めて、積み上げた投資元本は108万円ですが現在は1,357,540円となり約28万円の利益が出ました。
NISAは投資から得た利益が非課税になるので、売却時どれだけ増えても税金がかからないのが大きなメリットです。いくつか商品を分散して保有すると自分で比較できるのも良いですね。
“投資は余裕資金で”というのが大原則ですので、今後追加投資を検討するにあたってまず現在の支出を確認してみました。
【1カ月の支出】
1カ月の給料は手取り23万~25万円程度です。
私の場合、会社から家賃補助が2万円支給されるので、居住にかかる費用は6万円です。その他固定費や交際費などを合計すると月に15万程度の支出で、残った8万円のうち3万円を投資に回しているイメージです。
月2万の財形貯蓄を引いても、もう少し追加で投資に回せそうです。
投資信託の次に気になっているのは保険です。年金保険は将来老後の準備として公的年金以外に、私的年金を準備するというものです。
毎年会社で年末調整の手続きを行いますが、保険に加入していない私はもちろん、生命保険料控除の欄は空白。周りの先輩たちは控除証明と呼ばれるものを用紙に張り付けて提出していました。
調べてみると生命保険料控除は、年間に支払った保険料のうち一定額を所得から差し引ける制度のことだそう。
最近、生命保険料控除が使える”年金保険”の加入が増えていると聞いたので、まずはもう少し制度の勉強をして、今年から年金保険を始めてみようと思います。
投資信託の価格は日々変動しているので、今まで無関心だった為替や株価の動きなどに興味を持ち始めました。自分の資産は大事ですからやっぱり気になりますよね。
直接投資には関係ないですが、お金の勉強をスタートしてからふるさと納税を始めるようになりました。毎年年末には美味しいウナギやお肉が届いて楽しんでいます。こんなに素晴らしい制度、利用していなかったのがもったいなかったな~と、今では思いますね。
ずっとお金に無頓着だった私も、つみたてNISAをはじめたこときっかけにお金にまつわるいろんなことに興味を持ち始めました。
このMoney Canvasでたくさん情報を吸収して金融に関する知識を向上させ、お金も心もゆとりある生活を送っていきたいですね。
※本稿執筆時点における情報に基づいて作成しておりますので、最新情報との乖離にご注意ください。
最終的な投資判断、金融商品のご選択に際しては、お客様自身の判断でお取り組みをお願いいたします。
NISAは2024年度から制度変更しています。
詳しくはコチラ