logo
Money Canvas(マネーキャンバス)
back icon
clear
back icon
【Part2】お子さんのお小遣い管理スキルをアップ! 金融機関勤めのママが集まったサークル 「Will」のノウハウを紹介します。 ~「お金が貯まる仕組みを作ろう」~
【Part2】お子さんのお小遣い管理スキルをアップ! 金融機関勤めのママが集まったサークル 「Will」のノウハウを紹介します。 ~「お金が貯まる仕組みを作ろう」~

【Part2】お子さんのお小遣い管理スキルをアップ! 金融機関勤めのママが集まったサークル 「Will」のノウハウを紹介します。 ~「お金が貯まる仕組みを作ろう」~

2022/12/19に公開
提供元:Money Canvas

  • 前回のコラム
  • 【Part1】お子さんのお小遣い管理スキルをアップ!金融機関勤めママのノウハウを共有します。


    1.“先取り貯金”でお金が貯まる仕組みをつくろう

    前回は「お小遣いの使い方計画」を作成し、与えられた範囲内で計画的にお金を使うことについて考えました。
    「早速計画を作成してみたけど、子供にとって“貯める”って難しいんですよね…」そんな声が。

    そこで今回は金融勤めのママが集まったサークル「Will」※流の工夫をお伝えします。

    ※ママサークル「Will」…金融勤めのママが集まったサークル。サークル名の“Will”は自分の意志で未来を切り開いていける子供になってほしいという願いが込められている。


    まず、親であるあなた自身の場合を考えてみてください。
    「家計簿をつけて、残金を貯金しようとするとなかなか計画通り貯められない」といった経験や話を耳にしたことがありませんか。サークル「Will」のメンバーも毎月の残金からの貯金がなかなかできないので、毎月収入から一定額をあらかじめ自動的に貯蓄する方法、つまり“先取り貯金”をしています。先取り貯金をすることで、別口座に残金を移すような手間もなくなり、いつの間にかしっかり貯蓄できています。それを踏まえ、子供にも先取り貯金をさせています。

    では、早速、先取り貯金を始めてみましょう。
    前回のコラムでは、ゲームソフト代3,000円を貯めるために500円/月×6か月という計画をたてました。お小遣い額は1,500円/月としています。

    先ず、先取り貯金がしやすいように、貯金箱をご用意ください。


    • 月初、お子さんにお小遣いを渡す際に、500円を先取り貯金として貯金箱にいれてください。
    • 貯金箱に入れたお金の金額と日付は下記の「貯めた記録」に記載します。
    • 残りの1,000円は前回作成したお小遣いの使い方計画に従って、お子さん自身に使ってもらいましょう。

    子供の先取り貯金

    <チェックポイント>

    手元金に不足が発生した場合は、先取り貯金から使うこともOKです。但し、その場合は上記の「貯めた記録」に記載しましょう。


    これを毎月繰り返し、半年後の購入に向けて貯金箱のお金を貯めていきます。子供の「貯める」意欲を高めるために、貯金箱の金額が1,000円(以後、1,000円毎)となったところで50円子供にあげているメンバーもいます。この工夫も子供の貯める意欲UPに繋がりますよ。


    2.お子さんの銀行口座をつくりましょう

    お金がある程度貯まったら、それを安全に保管するにはどの場所がよいかお子さんと考えてみてください。

    貯金箱?財布?ベッドの下?それとも銀行?下の図をもとに聞いてみて下さい。

    お子さんの銀行口座をつくりましょう

    家の中のどこかで保管するのもよいですが、火事や紛失等の様々なリスクに備えるには、やっぱり銀行に預けるのが安全です。
    銀行は先ずお金を安全に保管する場所として教えてあげてください。
    銀行口座は0歳から開設できますので、開設してお子さんと一緒に口座管理するのも良い学びになりますね。「Will」メンバーも、お年玉はいただいたらすぐに銀行口座へ入金して管理しています。

    銀行口座を使うことで上記の他にも、以下のようなメリットがあります。


    • 日常で使うお金と貯めるお金を区別しやすくなり、より貯めやすくなる。
    • 入出金の方法等銀行へのお金の預け方を学ぶことができる。
    • 上記1・2を通じ、金融教育を学ぶことができる。
    〇関連コラム:子供名義の銀行口座の開き方は?

    2回目のコラムはいかがでしたでしょうか。一緒に実践して、お子さんのお小遣い管理スキルをアップしていきましょう。
    次回は、「買い物に行こう!」です。お楽しみに。


    こちらもおすすめ!
    ご家庭で「金融教育」を始めませんか?


    関連コラム
    もっとみる >
    Loading...
    scroll-back-btn