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現役FP200人に聞いてみた! お金のプロが実践する貯蓄術って?
現役FP200人に聞いてみた! お金のプロが実践する貯蓄術って?

現役FP200人に聞いてみた! お金のプロが実践する貯蓄術って?

2023/05/30に公開
提供元:Money Canvas

あなたは貯蓄をしていますか?

最近では食料品や電気代の値上げラッシュ、将来では老後2,000万円問題まで、私たちが暮らしていく上で、お金の悩みは切っても切り離せません。


そんなお金の悩みに対して、アドバイスやサポートを行うのがFP(ファイナンシャルプランナー)です。

では、そんなお金のプロであるFPは自分のために実際に何をしているのでしょうか?


今回は現役FP約200名にアンケート調査をしてみました!




Q1 ズバリ、貯蓄のコツを教えて!

最も多かった答えは「先取り貯蓄」!


貯蓄をしたいけどなかなか貯まらない…そんな風に感じている人は多いのではないでしょうか?

現役FPが実践する貯蓄法で一番多かったのが「先取り貯蓄をする」ということでした。

先取り貯蓄とは、給与が入るタイミングであらかじめ決めた金額を貯蓄にまわすことです。

回答者中96.5%(213名/220名)が何かしらの先取り貯蓄をしているという結果に。


貯蓄のコツ

実際のFPの声

  • 支出の管理ではなく、貯蓄の管理をする。残った資金で生活のやりくりをする(40代・女性)
  • 年間の計画を立て目標金額を決めた上で、目標に到達するように先取り貯蓄をする(30代・女性)

「先取り貯蓄が大切」とはよく言われることではありますが、実際にFPも実践しているようです。

「余った分を貯蓄する」だとなかなか貯まらないという現実はFPも同じなのですね。まだ先取り貯蓄をしていないという方は、まずは強制的に貯蓄できる仕組みを作ってみてはいかがでしょうか?


他にもこんな回答がありました。


  • 家計簿アプリを使用し、収支を把握する(30代・男性)
  • 余剰資金はすべて投資へ(下がれば売れないし、上がれば売りたくなくなるので)(30代・女性)
  • 健康寿命を延ばすような生活をする(禁酒・禁煙・継続した運動・早寝早起き)

    ⇒健康への投資が最も効率が良い。病気をすると収入は減少し支出が増える(30代・男性)


収支を把握することの大切さは理解出来ても、なかなか家計簿は続かない…そんな方は多いのではないでしょうか。そんな方におススメなのが家計簿アプリ。自動で収支を計算してくれるので楽に管理が出来ますよ。


また、投資信託等の運用商品や保険にすることで、引き出したくなってもすぐには出せないようにするという方も複数名いました。



Q2 毎月の手取り給与のうち、何割を貯蓄しているの?

最多は1割~2割。僅差で2割~3割。


毎月の手取り給与のうち、何割を貯蓄しているの?

全体で見ると、毎月の給与の内の貯蓄額は1~2割が一番多く、僅差で次点が2~3割という結果に。全体の約半分の人は1~3割の間で毎月貯蓄をしていました。ご自身の貯蓄額と比較し、いかがですか?貯蓄がなかなか出来ないと感じている方は、まずは「手取りの1割」を目標にしてみてはいかがでしょうか。



Q3 実際にどんな運用商品を保有しているの?

実際にどんな運用商品を保有しているの?

※複数項目回答可



1位 投資信託(193名)
  • つみたてNISAを活用するため(20代・女性)
  • 資産分散・リスク分散が出来るから(60代・女性)
  • S&P500や日経平均等の指数に連動した運用が出来るから(20代・女性)

2位 外貨預金(101名)

  • 通貨分散のため(40代・男性)
  • 円よりも外貨の金利が高いから(20代・女性)

3位 日本株(39名)

  • 株主優待及び配当が欲しいから(40代・女性)
  • 業界トップ企業で企業価値向上を期待して(40代・男性)

なんと98.1%(216人/220人)は現預金だけでなく、何かしらの運用商品を保有しているという結果に。

NISAやiDeCoといった国の制度を活用しながら金融商品を保有している人が多く見られました。預金に置いておくだけではなかなかお金が増えない今の時代、「お金の持ち方」を考えていく必要性がありそうです。


また、運用商品の購入方法について、一般的につみたては「初心者におススメ」と言われますが、実際にどうなのでしょうか?


つみたて派が76.8%

結果はつみたて派が76.8%(169名/220名)という結果に。初心者でなくても、つみたて投資は有効な投資方法だと思っている人が多いようです。


つみたて派の意見

  • 投資の神様「ウォーレン・バフェット」も勧める投資方法であり、実際に利益が出ているから(40代・女性)
  • 月々のキャッシュフローからの取り分けの仕組みを作りたいので(30代・男性)
  • 投資タイミングを迷わなくていいから(30代・男性)

一括派の意見

  • 自分の相場観で投資をしたいから(50代・男性)
  • 下がっているときに一括購入をすれば、大きな益を狙えるから(30代・女性)

また、つみたてをしながら、相場を見つつ一括購入をするという方も複数名見られました。



Q4 実際にどんな保険に加入しているの?

それでは「備える」という点に関して、現役FPはどんな保険に加入しているのでしょうか?


実際にどんな保険に加入しているの?

1位 医療保険(169人)

  • 突発的な支払に備えるため、最低限加入(30代・男性)
  • 万が一への安心料と思い加入している(30代・女性)

2位 がん保険(118人)

  • がんは治療費が高いから(30代・女性)
  • 家族が罹患し、自分も将来がんになるリスクが高いと思ったため(40代・男性)

3位 個人年金保険

  • 将来の年金生活に不安があるから(20代・女性)
  • 個人年金保険料控除を受ける為(50代・男性)

76.8%は医療保険、53.6%はがん保険に加入しているという結果に。医療保険・がん保険双方加入している人は49%(108人)でした。


がん診断一時金保険について知る!

Q5 資産運用のマイルールは?

最多の声は「長期投資」

資産運用をする上で、現役FPはどんなことをマイルールにしているのでしょうか。複数人からの回答があったものをご紹介します。


  • 長期投資。基本的に引き出さない(40人)
  • 暴落時こそ購入!!!!(20人)
  • 短期的な相場の動きに一喜一憂しない(14人)
  • 値下がりしている時には絶対に売らない(7人)
  • あくまで余裕資金で運用する(6人)

短期的な相場の動きに一喜一憂せず、長期投資を行うという声が多く聞かれました。「長期投資」は運用の基本と言われますが、実際にFPも実践している人が多いようです。

また相場が下がっているときには、むしろ購入のチャンスと捉えるという方も複数名いました。相場を常に見ているFPだからこそ出来ることかもしれません。


他にもこんな意見がありました。


  • 定期的に運用方針を見直しする(20代・女性)
  • 10%値上がり・値下がりしたら売る(30代・男性)
  • 現預金は常に300万円未満にし、残りは消費か投資に充てる(30代・男性)

FPによってマイルールも様々です。資産運用をするときには自分なりのマイルールを持ちながら運用してみてはいかがでしょうか。



まとめ

  • 貯蓄するためには、まず「先取り貯蓄」を
  • 先取り貯蓄は手取り収入の1~3割を目安に
  • FPは現預金だけでなく、運用商品も活用しながら貯蓄をしている
  • 国の制度や金融商品を活用しながら、お金の持ち方を考えてみよう
  • 資産運用をするときには長期的な目線で考えよう

<調査対象について>

資産に関する相談業務に従事している金融機関従業員を対象にアンケートフォームにて集計

有効回答数:220人

調査期間:2023年2月17日~2023年3月2日


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※本稿執筆時点における情報に基づいて作成しておりますので、最新情報との乖離にご注意ください。
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