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1株から始める投資!単元未満株(プチ株®)のメリット・デメリットを知ろう
1株から始める投資!単元未満株(プチ株®)のメリット・デメリットを知ろう

1株から始める投資!単元未満株(プチ株®)のメリット・デメリットを知ろう

2022/11/12・提供元:Money Canvas

「株式投資を始めるにはまとまったお金が必要」と考える人は多いかもしれません。しかし1株単位で取引できる「単元未満株(プチ株®)」を利用すれば、少額から株式を購入することも可能です。


株式投資に興味があるなら、まずは単元未満株から始めるのも一つの選択肢でしょう。


そこで今回は、単元未満株取引の仕組みやメリット・デメリット、始め方について解説します。



単元未満株(プチ株®)とは

単元未満株とは、上場株式を1株単位で取引できるサービスです。証券会社によってサービスの名称は異なり、「プチ株®」などと呼ばれることもあります。*1


通常の株式投資では、1単元100株単位で取引が行われます。株価1,000円の銘柄であれば、購入資金として10万円(1,000円×100株)が必要です。

一方、単元未満株であれば、1株1,000円から売買できます。上場株式を少額で購入できるため気軽に株式投資を始められます。


単元未満株取引にはいくら必要?

単元未満株取引では、銘柄によって最低投資金額が異なります。1株単位で取引できるため、株価500円の銘柄は500円、株価1万円の銘柄なら1万円で購入できます。購入代金のほかに、証券会社ごとに定められた売買手数料も必要です。*2


投資したい銘柄の株価や証券会社の売買手数料を確認して、いくら必要かを判断しましょう。



単元未満株(プチ株®)のメリット

単元未満株のメリットは以下の通りです。


少額から株式投資を始められる

単元未満株は、少額から上場株式に投資できるのがメリットです。銘柄によっては数百円程度から購入できるため、まとまった資金を準備しなくても、手元にあるお金ですぐに株式投資を始められます。


本格的に株式投資を始める前に、株取引の練習として単元未満株を活用してもいいでしょう。


保有株数に応じて配当を受け取れる

単元未満株は権利の一部が認められていませんが、配当を受け取ることは可能です。保有株数に応じて、定期的に配当金を受け取れます。*3


株式投資は、株価が値上がりしたタイミングで売却することで売買差益を得られますが、配当金を目的に長期保有するのも選択肢といえるでしょう。


不足分を購入して単元株にできる

株式投資では、単元株を保有しているときに、株式分割などで単元未満株が発生することがあります。その際、単元未満株取引を活用すれば、保有中の単元未満株を売却できます。


また、単元に満たない不足分を購入することによって、単元株にすることも可能です。たとえば、株式分割で単元未満株が60株発生した場合、40株を追加購入すれば単元株(100株)になります。*4



単元未満株(プチ株®)のデメリット

一方で、単元未満株には以下のようなデメリットもあります。


資産を大きく増やすのは難しい

単元未満株は、資産を大きく増やすのは難しいのがデメリットです。投資金額が小さいので、株価が値下がりした際の損失額も小さくて済みますが、株価の値上がりで得られる利益も同様に小さくなります。


株価1,000円の銘柄を購入し、株価が1,500円に値上がりしたケースについて確認しましょう。100株購入すれば利益は5万円(差額500円×100株)ですが、1株購入する場合の利益は500円(差額500円×1株)です。


また、保有株数が少ないと、得られる配当金も限られます。株式投資で資産を大きく増やしたい場合は、少しずつ投資金額を増やすことを検討しましょう。


売買手数料が割高になりやすい

株式投資では、株式を売買する際に手数料がかかります。単元未満株取引の売買手数料は、通常の株式投資に比べて割高な傾向にあります。最低手数料を設定している証券会社が多く、取引金額が少額の場合、売買代金に占める手数料の割合が高くなりやすいからです。*5


株式の売買手数料は、投資成果に影響を与えます。単元未満株の手数料は証券会社によって異なるので、料金体系を確認した上で取引を行いましょう。


原則として株主優待は受け取れない

株主優待とは、企業が株主に対して自社製品やサービスを提供することです。企業ごとに優待取得に必要な株数が決まっており、基本的に単元株単位の保有が必要になります。株主優待を目的に株式投資を始めるなら、単元株単位での取引を検討しましょう。


注文方法に制限がある

株式投資には「成行注文」や「指値注文」など複数の注文方法があります。しかし、単元未満株取引では成行注文に限定されるケースがほとんどです。*6


成行注文では、値段を指定せずに株式の売買注文を行います。そのため、想定と大きく異なる価格で取引が成立する可能性があるので注意が必要です。*7


議決権の行使が認められない

議決権とは、株主総会の議案の決議に参加できる権利のことです。企業の株式を保有すると、株主として議決権の行使が認められますが、原則として1単元株につき1票の議決権を持つことになります。*8


単元未満株の株主は議決権が認められないため、株主総会の決議に参加できません。



単元未満株(プチ株®)の始め方

単元未満株への投資を始める場合は、単元未満株取引を取り扱っている証券会社で口座開設を行いましょう。口座開設完了後、購入資金を入金すると単元未満株取引を始められます。


証券会社によって、口座管理料や売買手数料などのコストやサービス内容に違いがあります。複数の証券会社を比較して、自分にあった証券口座を選ぶことが大切です。



まとめ

1株単位で売買できる単元未満株を活用すれば、少額から株式投資を始めることが可能です。一方で、資産を大きく増やすのは難しく、手数料が割高になりやすいデメリットもあります。


株式投資に興味があるなら、まずは単元未満株取引を試してみてはいかがでしょうか。そして、株取引に慣れてきたら、通常の株式投資にもチャレンジしてみましょう。



*1出所)auカブコム証券「プチ株®(単元未満株)」

*2出所)auカブコム証券「プチ株® 7つの基礎知識(プチ株®取引にはお金はいくら必要?)」

*3出所)三菱UFJモルガン・スタンレー証券「単元未満株式」

*4出所)auカブコム証券「プチ株® 7つの基礎知識(プチ株®の魅力~ご本人様名義)」

*5出所)Money Canvas「単元未満株とは?1株からの少額投資を始めてみよう!(取引手数料が割高になる) 」

*6出所)auカブコム証券「プチ株®(単元未満株) 商品概要」

*7出所)三菱UFJモルガン・スタンレー証券「成行注文(なりゆきちゅうもん)」

*8出所)三菱UFJモルガン・スタンレー証券「議決権(ぎけつけん)」


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