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20代で投資をはじめるメリットはあるの?
20代で投資をはじめるメリットはあるの?

20代で投資をはじめるメリットはあるの?

2019/11/28に公開
提供元:アップユー

この記事は6分20秒で読めます。



「少ない元手で投資しても意味ないのでは?」


20代で投資を考えると、必ずこの疑問に直面するのではないでしょうか。しかし、小さな元手で投資をすることにもメリットはあります。今回は、20代が考えるべきお金と時間の使い方について解説していきましょう。



元手が違うとリターンはどのくらい変わる?

ひと昔前まで、投資というと「お金に余裕のある人が、本業とは別に行うもの」というイメージがありました。ところが最近では、将来に対する不安からか、20代のうちから積極的に情報収集し、投資をはじめる人が増えてきています。ある調査だと20代の男性21.9%、女性8.7%が投資経験ありという結果が出ています。


とはいえ、20代で生活費などを差し引いて投資に回せる金額は、決して多くはありません。投資についてあれこれ調べたとしても、「元手10万円を運用して、結局リターンはこれっぽっちか……」と落胆してしまう人も多いかもしれないですね。


投資で得られるリターンは、「元手×利回り」の式で表されます。投資というとつい利回りに注目してしまいがちですが、受け取れるリターンは元手によって大きく異なります。


年間2%の運用利回りで投資すると仮定しましょう。年間のリターンは、元手10万円なら2,000円ですが、元手1億円なら200万円です。複利効果を加味せず10年運用した場合、元手10万円では2万円ですが、元手1億円なら2,000万円になるので、大きな差が出ます。


そのため、「少ない元手で投資しても意味がない」という意見にも、正しい側面はあるといえるでしょう。



20代の資産である「時間」を最大限活用しよう!

だからといって、少ない元手で投資することが無意味なわけではありません。経験の蓄積という観点だと、 20代のうちから投資をはじめることには大きなメリットがあります。


20代が持つ大きな資産、それは「時間」です。年間リターンは「元手×利回り」の式で表されますが、人生で得られるトータルのリターンは「元手×利回り×時間」の式で決まります。


20代のうちから投資の知識を身につけ、早めに資産を投資に回すことで、生涯所得を最大化することができるでしょう。時間を味方につけられるのが20代の最大の強みです。


さらに少額でも実際に投資をはじめてみることは、投資の知識を身につける近道になります。最近では投資を題材にしたシミュレーションゲームがあります。しかし実際に自分のお金を投じることによって、ニュースや街を歩いていて目にする情報が大きく変化することを実感できるでしょう。


投資の知識にふれると、これまで気づかずに通り過ぎていた「投資関連の情報」がニュースやいつも通っていた道にもあふれていることに驚かされるはずです。


このように、20代の資産である「時間」を有効活用することを考えるなら、少額で投資をはじめることにも大きなメリットが見込めるでしょう。



少額からはじめられるプチ株・ワン株・S株・FX・REITの特徴とは?

最近は、多くの投資が少額からはじめられるようになりました。少額投資をはじめるなら、複数の投資先を選び、自分の向き・不向きを見極めましょう。数千円からはじめられる少額投資の種類とそれぞれの特徴を解説していきます。


プチ株・ワン株・S株

株式投資では、通常100株・1,000株単位で株式を購入します。購入金額は、「株価×株数」で決まるため、1株1,000円としても10万~100万円の元手が必要です。


しかし、最近は少額でも株式投資をはじめられるようになりました。証券会社によって名称は異なりますが、プチ株(三菱UFJ eスマート証券)・ワン株(マネックス証券)・S株(SBI証券)といった商品なら1株から株式を購入できます。1株でも配当が受け取れることが多く、株式投資のメリットを享受できるでしょう。


ただし、1株だけの購入では株主優待を受けられないことがあります。優待狙いの場合、優待を受けられるかどうか事前に確認するようにしましょう。


FX取引

通貨を売買することでリターンを得るFX(外国為替証拠金取引)も、少ない元手ではじめられる投資方法のひとつです。FX業者によって取引できる最低通貨単位が決まっているため、最低通貨単位の小さい業者を選びましょう。


最低通貨単位が小さければ、10円未満の金額でFX取引の感覚を磨いていくことができます。また、口座開設でキャッシュバックされることも多く、まずはその金額を使って取引の練習をするのもいいでしょう。


REIT(リート)

REIT(不動産投資信託)とは、投資家から集めた資金で不動産投資を行い、それによって得られた利益を投資家に還元する金融商品です。REITを活用すれば、特別な知識がなくとも少額から不動産に投資することが可能です。


通常の不動産投資では数百万円から数千万円の資金が必要となるため、金融機関から融資を受けるのが一般的です。20代でいきなり融資を受けて不動産投資をはじめるとなると、不安を感じる人も多いでしょう。その点、REITなら1万円から購入できる商品もあります。



お金との付き合い方を学び、思い描く人生を実現しよう

目に見える金額としての「元手」はなくとも、20代には「時間」という資産があります。発想力と感受性豊かな20代で学んだり経験したりしたことは、一生ものの財産になるものです。


元手が小さければ、大きなリターンは期待できないかもしれません。しかし投資をはじめることで、投資感覚が身につく・情報感度が上がるなど、リターン以外にも得られるものは多くあるのではないでしょうか。


実際にうまくいかないことがあったとしても、経験して得たことは次に生かすことができるのです。結果にこだわりすぎず多くの経験ができるのも、20代の特権といえるでしょう。


思い描く人生を実現するために、20代のうちから投資の経験を積み、必要な資金を作っておくことができれば目の前にきたチャンスにも思い切りトライできるかもしれませんね。



執筆者:株式会社ZUU

※記事内の情報は更新時点のものです。最新情報は別途ホームページ等でご確認ください。

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