1児の子育てと仕事の両立に奮闘する30代女性のリアルな資産運用をご紹介します!
今回紹介するのは4歳の男の子とご主人の3人暮らしをしている30代女性のとりさん。
子供が1歳半の時に育休から復帰し、正社員共働きを継続しています。慌ただしい毎日の中、通勤電車でNetflixの韓国ドラマを見ることが日々の癒しだそうです。
そんなとりさんに資産運用を始めたきっかけや現在の運用状況について、インタビューをしてみました。
学生時代は資産運用に対して、「難しくて怖い」というイメージがありました。金融機関に就職をした関係で、資産運用に関して学ぶ機会が多くあり、少しずつ興味を持つようになりました。
興味はあるものの、「怖い」というイメージは払拭出来なかったので、まずは「最悪投資した金額全額がなくなってしまっても諦められる」と思った5万円から運用をスタートしました。
とりさんのポートフォリオは預貯金約8割、投資信託約2割となっています。
先取り貯蓄で無駄使いのないように
基本的に保守的なので、預貯金比率は比較的高いです。普通預金に入れていると、ついついお金を使ってしまうので、毎月給料が入った段階で普通預金には必要最低限しか残しません。
給料日前日は、普通預金残高が数千円なんてこともありますが、意地でも定期からは下ろしません!(笑) 定期はネット銀行で少しでも金利が良いものを探しています。
投資信託に関しては、初期は相場を見て一括購入することが好きでした。ただ、もともとの保守的な性格もあり、大胆な一括投資が出来ず、値上がりするとすぐに売却してしまうため、結果として資産形成が出来ていないことに気が付きました。
この経験と相場を見続けている中で、長期投資と時間分散の大切さを実感し、5年ほど前に時間分散が出来るつみたて投資を始めました。
つみたてNISAを活用しているので、非課税期間である20年間をなるべく長く活用してお金を育てていきたいと思っています。
現在はつみたてNISAの上限である毎月33,333円を投資信託でつみたてしています。内訳は先進国株式インデックス28,333円とひふみプラス5,000円です。
少子高齢化もあり、日本よりも海外の方が、成長余力があると考えているので、海外株メインで投資をしています。コストを抑えたいので、指標連動型であるインデックスファンドにしています。
一方、日本人として日本を応援しようという気持ちもあり、日本株メインのひふみプラスも少々買っています。ひふみプラスは「アクティブファンド」と呼ばれるもので、ファンドマネージャーの判断で組入銘柄が決まります。
その分コストは高めですが、長期的には日本株のインデックスファンドよりも良い運用をしてくれることを期待しています!!
商品を買うことで、その国や通貨に対する興味が高まりました。初期は毎日のように価格の上下を確認していたので、理由を知るために、積極的にニュースを見たり、新聞を読んだりしていました。今振り返ると、その期間に経済の知識や一般的な法則のようなものが掴めたと思います。
前述の通り、初期は一括購入がメインで、今はつみたてがメインの購入方法になっています。ただこれはどちらが良いということはなく、向き不向きや好みの問題だと思います。
投資対象にしても万人に合う商品というものはなく、どれくらいの値上がり益が欲しいのか、もしくはどれくらい減らしたくないかによって、合う商品が変わってきます。
色々な商品を試してみて、自分なりの運用スタイルを見つけていくことをおすすめします!
※本稿執筆時点における情報に基づいて作成しておりますので、最新情報との乖離にご注意ください。
最終的な投資判断、金融商品のご選択に際しては、お客様自身の判断でお取り組みをお願いいたします。
NISAは2024年度から制度変更しています。
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