今回紹介するのは、関西在住40代男性のまことさん。仕事はIT関連企業の営業職で日中は外回り、夕方からはオフィス勤務で残業も多いそう。
趣味は野球観戦で、仕事終わりに見る試合結果が日々の楽しみです。最近は大学生の子どもと野球が共通の趣味となった為、休日に予定が合えば一緒に球場へ出かけています。
そんな仕事に趣味に忙しいまことさんの資産運用についてインタビューしました。
30代の頃から周囲で資産運用をしている人も多く、何となく興味はありましたが面倒だなと後回しになっていました。
しかし子供も大学生になり、これからの自分達夫婦の生活をしっかり考えようと資産運用を検討し始めました。
資産運用って経験が無いし、銀行には仕事で中々相談に行けず…それなら長年応援している野球チームの会社の株でも買ってみようかと思い、株価や購入手続きを調べ始めました。
すると色んな会社に興味が沸いたのですが、次はどうやって選べばいいのか分からず悩んでいたところ、投資信託という仕組みを知りました。
少額で様々な商品が組まれている点がいいなと思い、まずは貯金の一部から始めることにしました。
今は投資信託を中心に運用しています。NISAを活用し利益が非課税になる点も嬉しいです。
始めはバランス型の投資信託を積み立てしていましたが、今はリスクを押さえつつ積極的に利益を狙いたいと思い、毎月3万円を分散して米国株式と国内株式、海外債券につみたて投資しています。
また企業DCも毎月1万円つみたてしています。
運用成果とコストのバランスには気をつけています。毎月積み立てするものなので、手数料がなるべくかからないものを選んでいます。
またリスクを軽減するため、1つの投資先に偏らないよう「分散投資」を心がけています。
よくニュースである老後2000万円問題を見ても、不安だけど対策が分かりませんでした。
でも今は将来いくらあれば理想で、最低どれくらい必要か、その為にどうやって貯蓄するか、と明確な数字を使って考えられるようになりました。
通勤電車の隙間時間に今いくらかな?と運用実績をチェックし、大きく価格が動いた時は背景で何が起こっているかを運用レポートや新聞等で確認する習慣がつきました。
何年か前に米国が利上げをしたニュースを見たときは、ピンと来ませんでしたが、最近の円安に関するニュースを見て、もっと早くから外貨資産の保有も考えていたらよかったなと思います。
今は将来もっと円安になるのか?日本が利上げしたらどうなるんだろう?と考えるようになりました。毎日のニュースをみるのも、自分のことに感じることができるので、ひとつの楽しみになっています。
これからは人生100年時代と言われ、定年退職や年金受給開始の年齢も上がってきています。そういったニュースから、世の中のお金の動きが人生100年をベースに変化していると感じ、自分もそのつもりで資産運用する必要を感じています。
私は40代後半に入り、もう遅いかなと思ったのですが、そんなことはなく、このタイミングで運用を開始できてよかったと思います。
まずはいつまでに、いくらの資産を形成するのかプランを立てることが大切。あなたも老後の資産形成シミュレーションをしてみませんか?
本稿執筆時点における情報に基づいて作成しておりますので、最新情報との乖離にご注意ください。
最終的な投資判断、金融商品のご選択に際しては、お客様自身の判断でお取り組みをお願いいたします。