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【初心者向け】資産形成の基礎知識 ①金融資産の種類を知ろう!
【初心者向け】資産形成の基礎知識 ①金融資産の種類を知ろう!

【初心者向け】資産形成の基礎知識 ①金融資産の種類を知ろう!

2023/09/11に公開
提供元:Money Canvas
資産形成をスタート

「資産形成について知りたいけど、時間がない」「金融用語に馴染みがなくなかなか始められない」という方も、このコラムを読んで資産形成をスタートしましょう!

主な金融資産の種類

主な金融資産の種類

「金融資産」とは、不動産など形のある資産(実物資産)とは異なり、形(実態)は持たないけれど、資産として評価でき現金化できるものを指します。主な「金融資産」は、預貯金、株式、債券、投資信託ですが、それぞれを指すときは「金融商品」と呼ぶことが多いため、ここでは金融商品と読み替えて説明します。それでは、基本となる4つの「金融商品」の種類と特徴を見ていきましょう。


預貯金

金融資産の種類:預貯金

一般に、銀行などの金融機関にお金を預けて利息を受け取ることをいいます。これはみなさん馴染みがありますよね?


株式

金融資産の種類:株式

会社が活動資金を集めるために発行される証券のことをいいます。名前は聞いたことがある人もいるかもしれませんね。株式を買った会社の成長によって、株式の価格が購入時よりも高くなれば、売却して利益を得ることができます。株式は証券会社を通じて購入します。


債券

金融資産の種類:債権

国や地方公共団体、会社などが発行している借用証券のようなものをいいます。例えば国債などといえば、少しは馴染みがあるかもしれませんね。満期時に受け取れる金額や、利子の金額などの条件があらかじめ決められていて、銀行や証券会社を通じて購入します。


投資信託

金融資産の種類:投資信託

投資信託を購入する投資家から集めた資金をプロがまとめて運用し、成果を還元してもらう仕組みをいいます。複数の投資先をまとめて運用するため、ラインナップが豊富です。購入した時よりも高く売ることで利益を得ることを期待できます。銀行や証券会社で購入します。


さて、さくっとどんな金融商品があるか確認してみました。次はそれぞれにどのような違いがあるのが、もう少し詳しく見ていきましょう。

金融商品の3大要素

金融商品の特徴を比較する際によく使われる物差しが「安全性」「流動性」「収益性」の三大要素です。


安全性:元本が減らないか、不確実な動きが大きくないか、といった観点のこと。

流動性:お金が必要な時にすぐに引き出せるか、といった観点のこと(ざっくりいうと、「現金化」のこと)。

収益性:商品の購入によってどのくらい収益を期待できるか、といった観点のこと。


これらの観点を冒頭で学んだ商品に沿って見てみると、以下のように分類できます。


金融商品の3大要素

預貯金

◎…「安全性」「流動性」

△…「収益性」

金融機関が破綻しない限りには元本割れの恐れがなく、すぐに引き出しができます(これは口座を持っている人はわかりますよね?)。

収益は利息のみで多くは期待できないけれど・・。


株式・投資信託

◎…「収益性」

〇…「流動性」

△…「安全性」

値上がりの収益は期待できます。

ただし、元本割れの恐れがあり、現金化も預貯金に比べると時間がかかります・・。


債券

〇…「安全性」「収益性」

△…「流動性」

原則、満期まで保有すると投資した額が戻り、約束された利子が払われます。

ただし、現金化には時間がかかること、満期が決まっていることからすぐに現金にして引き出せる観点では低くなってしまいます・・。


自分がどの観点を重視し、どの観点なら許容できるかといったことをよく整理してみると、どの商品が向いているのか、わかるかもしれませんね。


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まとめ

金融資産とは、このように様々な金融商品を含んだ総称であることがわかりましたね。

それぞれの商品について、特徴をさくっと深堀してみました。

自分の趣向に近い商品は見つかりましたか?


次のコラムでは、今回ご説明した4つの商品のうち価格の変動が大きい株式・投資信託を中心に、投資のリスクについて説明していきます。


本稿執筆時点における情報に基づいて作成しておりますので、最新情報との乖離にご注意ください。
最終的な投資判断、金融商品のご選択に際しては、お客様自身の判断でお取り組みをお願いいたします。


【参考文献】
*1一般社団法人 全国銀行協会 教えて!くらしと銀行
*2日本証券業協会 投資の時間
*3金融広報中央委員会 知るぽると
*4日本証券業協会 金融・証券教育支援センター 金融経済ナビ マンガで学ぶ!金融経済



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