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【初心者向け】資産形成の基礎知識 ③「長期・積立・分散」を知ろう!
【初心者向け】資産形成の基礎知識 ③「長期・積立・分散」を知ろう!

【初心者向け】資産形成の基礎知識 ③「長期・積立・分散」を知ろう!

2023/09/20・提供元:Money Canvas

資産形成をスタートするには、投資対象にどのようなリスクが含まれているかを知り、それを軽減させる工夫も大切 です。

リスクを軽減させる工夫の一つに「長期・積立・分散」をキーワードとする方法があります。それでは内容をさくっと確認していきましょう。


投資の基本は「長期保有」

投資の基本は「長期保有」

いきなりですが、投資を含む資産形成には “長期的に構える”姿勢が大切です。*1

それは、短期で見ると乱高下している株式も、長期的な目線で振り返ると世界経済と共に成長しているからです。


投資の基本は「長期保有」1

また、長期的に構えることが大切という話からもわかると思いますが、投資をする場合は、当面使う予定のないお金(余裕資金)で行うことが大切です。

「使う予定のないお金なんてないよ!」と思われるかもしれませんが、実は、投資信託や株式投資は1,000円ほどの 少額から始められるのです。

「分散投資」とは

分散投資とは、「投資を行うタイミング」、「投資対象の資産・地域」を分散させることをいいます。

例えば、1つの投資先に偏って投資をすると、値下がりした場合に、全ての資産がその投資先一つの状況によって減ることになります。

逆に、値動きの異なる資産を複数保有することで、投資先一つの状況によって資産が減るリスクが分散されることが期待できます。*2

「分散投資」の3つの方法

分散投資は主に、3つの方法が挙げられます。*1

「分散投資」の3つの方法

①時間の分散

一度にまとめて投資を行うのではなく、時間を分けて、複数のタイミングで行うことを「時間の分散」といいます。

例えば積立投資などにすると、毎月自動的に投資を行い、投資するタイミングの分散ができますね。


②資産の分散

特徴の異なる複数の金融商品を組み合わせて持つことを「資産の分散」といいます。

例えば債券と株式を購入することは、資産の分散です。


③地域の分散

日本のみならず、海外の複数の地域、通貨を組み合わせて投資を行うことを「地域の分散」といいます。*1

例えば日本国債とアメリカ国債を購入することなどがこれにあたります(例えば、これらに加えてトルコなどの新興国債券を購入すると、更に地域性が分散されます)。


地域の分散

いかがでしょうか?バランスを取って偏らない投資方法がリスクの分散につながることがわかりましたね!


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まとめ

分散投資のコツ

リスクを軽減しながら資産形成をする方法として、長い時間をかけて、コツコツと分散投資をする方法をご説明しました。

少額からでも投資ができると知り、資産形成を身近に感じられたかもしれません。

今回学んだ 「長期・積立・分散」を意識して資産形成に励むことが大切ですね。

当面使う予定のない資金で、少額から無理なく 資産形成をスタートしてみてはいかがでしょうか。


本稿執筆時点における情報に基づいて作成しておりますので、最新情報との乖離にご注意ください。
最終的な投資判断、金融商品のご選択に際しては、お客様自身の判断でお取り組みをお願いいたします。


【参考文献】
*1日本証券業協会 投資のはじめ方
*2金融広報中央委員会:知るぽると リスクをコントロールする方法を身につけましょう



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