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【テーマから株を選ぶ!】「eスポーツ」がゲーム業界の成長をけん引
【テーマから株を選ぶ!】「eスポーツ」がゲーム業界の成長をけん引

【テーマから株を選ぶ!】「eスポーツ」がゲーム業界の成長をけん引

2023/02/02・提供元:MINKABU

日本は世界でも有数のゲーム大国です。

ゲームはアニメやマンガと並んで日本が強みを持つ産業の一つで、任天堂<7974>ソニーグループ<6758>といった大手企業が世界市場で存在感を示しています。


こうした企業のさらなる活躍が期待されるなか、いまゲーム業界では今後の市場拡大のけん引役となりうる成長分野として「eスポーツ」が注目されています。



国内の認知度アップ、eスポーツの人気拡大中

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プレイングを極めたゲーマーの熱い対戦が競技へ

eスポーツとはエレクトロニック・スポーツの略で、コンピューターゲームやビデオゲームを使った対戦をスポーツ競技として捉えたものです。


この分野ではパソコン向けゲームが主流の海外が先行しましたが、家庭用ゲームやモバイルゲームが中心の日本でも2010年代後半から徐々に認知度が上がってきました。


近年、大会や競技種目が増加中

2019年から国体(国民体育大会)でeスポーツ大会が実施されるようになり、2021年にNTTドコモがeスポーツリーグ「X-MOMENT(エックスモーメント)」を創設するなど、ここ数年で規模の大きい大会が次々と生まれています。


関連銘柄をチェック

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ビジネスチャンスをつかむべく、さまざまな企業が相次ぎ取り組みを始めています。


前述のソニーグループはゲーミング機器の新ブランド「INZONE(インゾーン)」を2022年夏に発表、楽天グループ<4755>はeスポーツイベントRakuten esports cup」を同時期に初開催しています。


大丸松坂屋百貨店を展開するJ.フロント リテイリング<3086>はeスポーツチームの運営会社を同年秋に子会社化し、異業種参入として話題を呼びました。


同年11月にeスポーツ事業を専業とするウェルプレイド・ライゼスト<9565>が東京証券取引所に上場したこともあり、株式市場でもeスポーツへの関心はますます高まっています。


テーマ解説

eスポーツ

eスポーツとは格闘、シューティング、戦略などの対人ゲームが競技化されたもので、コンピューターゲームやビデオゲームで行われる競技のことです。


日本での認知度はまだ低いですが、海外では既にスポーツとして認知されており、現在ではパソコン関連メーカーをはじめとする企業がスポンサーとなってプロチームやプロリーグが発足しています。


世界のトッププレーヤーの中には数十億円規模で稼ぐプレーヤーもいます。

米調査会社Newzooによると、eスポーツの世界市場は2015年度に前年度比67%増の3億2500万ドルだったといわれていますが、2023年には15億5820万ドルになると予測しており、市場の拡大はさらに続きそうです。


本稿執筆時点における情報に基づいて作成しておりますので、最新情報との乖離にご注意ください。
最終的な投資判断、金融商品のご選択に際しては、お客様自身の判断でお取り組みをお願いいたします。

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