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クラウドファンディングで投資はできる?種類やリターンの仕組み、注意点を解説
クラウドファンディングで投資はできる?種類やリターンの仕組み、注意点を解説

クラウドファンディングで投資はできる?種類やリターンの仕組み、注意点を解説

2022/12/26・提供元:Money Canvas

クラウドファンディングとは、インターネットを通じて資金調達ができる仕組みです。スキームによっていくつかの種類に分類でき、中には投資ができるサービスもあります。ただし、クラウドファンディングには株式や投資信託にはないデメリットもあるため、投資を始める前に特徴を理解しておくことが大切です。


今回は、クラウドファンディングの種類やリターンを得られる仕組み、投資をする際の注意点について解説します。



クラウドファンディングとは

クラウドファンディングとは、「群衆(crowd)」と「資金調達(funding)」を組み合わせた造語です。インターネットを通じて、多くの人から少額ずつ資金を集める仕組みを意味します。*1


クラウドファンディングは、新たな資金調達方法として注目されています。企業や個人が資金調達をする場合、従来は金融機関から融資を受けるか、出資者を見つけるくらいしか方法がありませんでした。しかし、クラウドファンディングが普及したことで、資金調達の選択肢が広がりました。


クラウドファンディングでは、企業や個人が立ち上げたプロジェクトに対して、不特定多数の人が寄附・購入・投資といったかたちで金銭的な支援を行います。中には、支援した金額に応じてリターンを得られるサービスもあります。


クラウドファンディングの種類

クラウドファンディングは、リターンの形態によって「寄附型」「購入型」「金融型」の3つに分類できます。*2それぞれの概要は以下の通りです。


寄附型

寄附型クラウドファンディングは、インターネット上で寄附を募る仕組みです。具体的には、被災地の復興支援、貧困に苦しむ子どもたちの支援などのプロジェクトが挙げられます。


一般的な寄附と同じように、商品やサービス、金銭などのリターンはありません。ただし、プロジェクトによっては、ニュースレターや写真などを受け取れる場合もあります。*1


購入型

購入型クラウドファンディングは、プロジェクトに対して金銭的な支援をすると、リターンとして商品やサービスを得られる仕組みです。支援者は、商品・サービスを購入する感覚でプロジェクトを支援できます。金銭的なリターンはありません。


具体的には、地域の特産品を購入して地場産業を支援する、アーティストの作品を購入して活動をサポートするといった内容が挙げられます。*1


金融型

金融型クラウドファンディングは、運営業者を通じてプロジェクト(ファンド)に投資することにより、金銭的なリターンを得られる仕組みです。金融型は、主に以下の3種類があります。


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寄附型や購入型とは異なり、インターネットを通じて投資を行うことで金銭的なリターンを得られるのが特徴です。


上記のほかに、不動産特定共同事業法に基づく「不動産投資型」と呼ばれるタイプもあります。*2


金融型クラウドファンディングのメリット

ここからは、クラウドファンディングで投資を行うメリット・デメリット、注意点について見ていきましょう。


金融型クラウドファンディングのメリットは以下の通りです。


少額から投資を始められる

金融型クラウドファンディングを活用すれば、少額から投資を始めることが可能です。中には1円単位で投資ができるサービスもあるため、手元にあるお金ですぐに投資を始められます。*3


運用に手間がかからない

金融型クラウドファンディングは、運用に手間がかからないのもメリットです。


ファンドの運用や投資先企業とのやり取りは、運営業者に任せられます。また、基本的に相場による値動きがなく、運用期間中に値動きをチェックする必要はないため、時間や手間をかけずに投資に取り組めます。*3


資金計画を立てやすい

金融型クラウドファンディングは、ファンドへの出資募集時に予定利回り・運用期間が記載されています。利益や運用期間を予測できるため、資金計画を立てやすいといえるでしょう。


金融型クラウドファンディングのデメリット・注意点

一方で、金融型クラウドファンディングには以下のようなデメリット・注意点もあります。


元本割れリスクがある

金融型クラウドファンディングは、元本割れリスクがあるのがデメリットです。*3


募集時に掲載されている利回りはあくまでも予定であり、利益が確定しているわけではありません。


たとえば、貸付型は貸し倒れが発生し、貸付金を回収できなくなる可能性があります。投資型や株式型は、ファンド運用や経営がうまくいかなければ、想定していたリターンを得られません。


運営業者の企業情報やプロジェクトの内容を確認した上で、投資判断を行うことが大切です。また、クラウドファンディングだけでなく、預貯金や他の金融商品にも分散投資を行い、リスク低減を図りましょう。


中途解約できないことがある

金融型クラウドファンディングは、運用期間中の解約ができないサービスもあります。中途解約が認められないと、運用期間が終了するまで投資資金を引き出せません。*3

資金繰りに困ることがないように、十分な預貯金を確保した上で投資を行いましょう。


クラウドファンディングを活用した投資の始め方

クラウドファンディングで投資したい場合は、金融型クラウドファンディングを扱うサービスで口座開設を行います。口座開設が完了したら資金を入金し、投資したいプロジェクト(ファンド)を探して投資申し込みを行いましょう。


申し込みが完了すると運用が開始されます。投資金額に応じて分配金を受け取ることができ、運用期間が終了すると投資元本が返還されます。


手順はサービスによって異なるため、各運営業者のホームページで確認してから口座開設や投資申し込みを行いましょう。


まとめ

クラウドファンディングを活用すれば、少額から投資を始めることが可能です。


基本的に相場による値動きがなく、運営業者に運用を任せられるので、初心者でも投資に取り組みやすいでしょう。ただし、「元本割れリスクがある」「中途解約できないサービスが多い」といったデメリットには要注意です。


資産形成に取り組む際に、分散投資先の1つとして金融型クラウドファンディングを検討してみてはいかがでしょうか。




*1出所)中小企業基盤整備機構「クラウドファンディングについて教えてください。」

*2出所)消費者庁「クラウドファンディング(購入型)の動向整理」p.3

*3出所)Money Canvas「ほったらかし投資ができるFundsとは?」

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