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三菱UFJアセットマネジメントが提供する投資信託取引サービス「mattoco」とは?
三菱UFJアセットマネジメントが提供する投資信託取引サービス「mattoco」とは?

三菱UFJアセットマネジメントが提供する投資信託取引サービス「mattoco」とは?

2023/01/30・提供元:三菱UFJアセットマネジメントダイレクト(mattoco)

本記事では、Money Canvasを利用されている方、これから利用してみようと考えておられる方に向けて、三菱UFJアセットマネジメントがインターネットを通じて提供する「三菱UFJアセットマネジメントダイレクト“mattoco(マットコ)”」という金融サービスをご紹介します。
mattocoとは、各種の投資信託を設定・運用している三菱UFJアセットマネジメントが、直接個人投資家の皆さまに自社の投資信託の取引を提供するサービスです。
弊社は、業界最低水準の運用コストを将来にわたってめざし続けるインデックスファンド「eMAXIS Slim シリーズ」※をはじめとして、多種多様な投資信託を長きにわたり運用している会社です。本記事ではなぜmattocoが起ち上がったのか、その思いや背景、サービスの概要についてmattocoの運営担当者がお話しします。

※eMAXIS Slimシリーズでは業界最低水準の運用コストを目指しますが、その達成を保証等するものではありません。


1、mattocoが起ち上がった背景

「貯蓄から投資へ」というスローガンに加え、近年、資産所得倍増計画など国民の資産形成を後押しする政策についての議論が活発化しています。このような資産形成の機運の高まりは、ここ数年来の社会的トレンドだといえます。そのような中で、インターネットを通じた直販型の投資信託取引サービスであるmattocoは、2019年3月よりサービスの提供を開始しました。
mattocoは、サービスそのものであることには変わりませんが、運営を担う立場として、mattocoの意味を下記のように考えています。

mattocoとは、手軽に長期投資で資産形成する人を応援していきたい、そのために必要なサービスを提供したい、その想いそのもの。
mattoco(マットコ)という名前には、気長に「待っとこ」という意味と、身近な目標である「的(まと)をコレクション(1つ1つ実現して集める)する」という意味が込められています。

また、「みんなの未来を広げる投資」というコンセプトも掲げています。これらに共通する考え方は「長期投資」です。
投資というと、短期間でより大きな利益を目指すギャンブルのようものだと、あまり良いイメージをお持ちでない方もいらっしゃるかと思います。しかし、mattocoを提供する立場として考える投資とは、短期的にお金を儲けようとするのが目的ではなく、長期を見据えてコツコツと資産を形成していくのが目的だと思っています。
そこで、mattocoのコンセプトである「みんなの未来を広げる投資」においては、投資を粘り強く継続することが重要だと考えています。

なぜ、未来を広げる投資に、「長期投資」が必要と考えているのかという点については、下図をご覧ください。
下図は、4資産(国内債券・先進国債券・国内株式・先進国株式)を1/4ずつ組み合わせて、その組み合わせによる1年間、5年間、10年間の期間におけるリターンを、月次でスライドさせたグラフとなっております。



mattoco4資産分散の期間別年率リターン mattoco4資産分散の期間別年率リターン1 mattoco4資産分散の期間別年率リターン2

図1 4資産分散の期間別年率リターン(円換算ベース)
期間:1996年12月末~2022年9月末、月次

※上記は指数(株式は配当込)を使用しています。指数については、【当ページで使用している指数について】をご覧ください。
※先進国債券、先進国株式は米ドルベースの指数を使用しており三菱UFJアセットマネジメントが円換算しております。
※4資産は、国内債券・先進国債券・国内株式・先進国株式を1/4ずつ組み合わせたポートフォリオです。月次でリバランスしています。
※上記は、過去の実績・状況または作成時点での見通し・分析であり、将来の市場環境の変動や運用状況・成果を示唆・保証するものではありません。


相場の変動により、投資のリターンは短期間でみると一時的に大きくプラスやマイナスに振れることがありましたが、上記の期間においては長期間投資した場合は、損失発生を回避しやすかったことが分かります※。

まず、保有期間1年だと、投資時期によって大きく年率リターンがプラスやマイナスに上下していたことがわかります。このような相場の変動を予測して短期で売買することで、予測どおりになればそれに応じたリターンを獲得できる可能性もあります。しかし、予測すること自体が困難であることに加え、情報収集する手間や労力もかかります。

一方で、保有期間5年と10年をご覧ください。保有期間が長くなるにつれて、投資時期による年率リターンのブレが徐々に抑えられていたことがわかります。これは、日々の値動き自体が小さくなっていくというわけではありませんが、上記の期間では長期間投資したことによって、投資時期による年率リターンのブレが小さくなったことによるものです。

これが、“未来を広げる投資”、というmattocoが掲げるコンセプトの根拠となっています。


※投資信託への投資は、長期投資を行った場合であっても、損失が生じる場合があります。


また、お金を運用する手段として、株式・投資信託・FX(外国為替証拠金取引)・仮想通貨など多数ある中で、長期投資をするのであればどれを選択するかというのも重要です。
政府は長期投資をする人口を増やそうと、税制優遇措置などを組み込んだ制度設計を加速させています。

その一つが、つみたてNISAという制度です。つみたてNISAは、2018年1月から開始された少額投資非課税制度のことです。この制度は、一定の投資信託を対象に投資によって得られた利益(配当所得や譲渡所得)に通常課される20.315%の税金が非課税になるお得な制度です*1。
2022年9月末時点では、つみたてNISAは、非課税期間は最長20年間、1年間で40万円の非課税投資枠があり、対象の商品はインデックス型の投資信託が中心なので、まさにコツコツと長期投資を実践したいと考えている方に適した制度設計となっています。(なお、つみたてNISA制度は2024年以降、年間投資枠の拡大や非課税保有期間の無期限化等の変更が予定されています。本記事に係る各種データ等について、執筆時点または記載基準日時点のものです。)。
実際に、つみたてNISA口座数*2は拡大しています。下図をご覧ください。このように、投資信託を長期で積み立て投資する機運が高まっているのは事実です。特に20代~30代の若年層の伸びが大きいことがわかります。


つみたてNISA口座数

図2 つみたてNISA口座数※2の推移
出所)金融庁「NISA・ジュニアNISA口座の利用状況調査」を基に三菱UFJアセットマネジメント作成


一方で、世代別人口でNISA口座の保有比率をみると、20代は12%ほどと資産形成層である30代~50代に比べると低く、年代ごとに偏りがあるのがわかります。


NISA口座保有率

図3 2022年3月末時点における世代別のNISA口座保有率
出所)金融庁「NISA・ジュニアNISA口座の利用状況調査(2022年3月末時点))」、総務省「人口推計(2022年(令和4年)9月報),2022年4月1日現在(確定値)」を基に三菱UFJアセットマネジメント作成


また、投資信託協会の研究会である「すべての人に世界の成長を届ける研究会 ~“長期・分散・積立”による資産形成を実際の行動に~(通称:つみけん)」では、「つみけんTargets2041」のつみけんTarget2で、「つみたてNISA及びDC等による積立投資総件数を4,000万件」を掲げています。
2022年3月末時点で、つみたてNISA口座*2は、約586万口座*3、2021年3月末時点で企業型DCへの加入者数は約750万人/iDeCoへの加入者数は約194万人*4と、時期が異なるので単純合計できませんが、合計1,530万件とまだ道半ばです。

そこで、長期投資を始める方を増やしていくため、mattocoでは、投資信託の取引サービス提供を通じて長期投資の考え方を伝え、拡げていくことで、みなさんの資産形成ニーズをサポートしていきたいと考えています。
そこで、mattocoは、長期投資を実践する上で三菱UFJアセットマネジメントが必要だと考える要素に絞りこんだサービスを追求しつづけるブランドでありたいと考えています。
サービスの特徴や詳細については、次章で説明したいと思います。


2、mattocoの特徴について

まず社員が語るというよりも、論より証拠ということでお客様の声を紹介したいと思います。
「初心者にもわかりやすい」「シンプル」などの声が多く、サービスとしての使いやすさを挙げている方が多いことがわかります。


mattocoお客様の声

mattocoお客様の声1

図4 顧客アンケート
出所:2021年8月実施アンケート結果より三菱UFJアセットマネジメントが作成
※お客さまからいただいた声の原文ではなく、三菱UFJアセットマネジメントがその趣旨を踏まえて記載・要約した内容を掲載しています。
※本アンケート結果は、mattocoに口座開設をしていただいた⽅の⼀部の個⼈のご意⾒・お考えであり、必ずしも弊社の考えではないことにご留意ください。また、将来の運⽤成果を保証するものではありません。投資に関する決定はお客さまご⾃⾝のご判断と責任のもとに⾏っていただきますようお願いいたします。


その他にも様々なご意見をいただいているので、詳しくはリンクからご覧ください。


さて、次に運営担当者が考えるmattocoの特徴としては、下記の点です。

【商品】
①主に、低コストであるeMAXIS Slimを取り扱っている。
②投資信託のみの取り扱い。
③ラインナップは厳選した30ファンド程度。
⓸つみたてNISA対象商品の取り揃え

【取引】
①購入時手数料無料
②最小購入金額 5,000円以上

※その他に、信託報酬等のコストは別途かかります。また、投資信託のリスクと費用については、こちらをご覧ください。


【長期投資をサポート】
①無料セミナーによる情報提供セミナーでは毎月複数回、様々なテーマを扱っています。参加費は無料、どなたでも参加可能です。詳しくはこちらをご覧ください。
②自社オウンドメディア(mattoco life)によるお金・投資に関する情報提供投資に関する情報を毎月6本程記事にしています。こちらのメディアはどなたでも閲覧可能です。詳しくはこちらをご覧ください。


上記のように、厳選されたラインナップの中から、つみたて投資ができるという点は長期投資を継続する上で重要だと考えています。
選択肢が多いと、迷ってしまうという方も多いと思います。そこを、シンプルにすることを心掛けています。

また、取引の最低金額が5,000円という部分が、気になる方も多いと思います。この点は、mattocoのこだわっているポイントの一つです。
最近、100円から投資可能な証券会社も増えてきている中で、mattocoとしてはあえて5,000円としています。100円から投資を始めることが悪いということではなく、投資はまず始めるということが重要であるため、100円など少額から始められる環境が整っているということは重要だと考えています。
しかし、mattocoは “みんなの未来を広げる投資”をコンセプトに、無理をしない程度に余剰資金で行う前提ですが、資産形成を目指すことを念頭においた最低金額設定をしています。長期投資とはいえ、毎月100円、年間1,200円、20年24,000円では、お金を運用するという実感がなかなか湧きにくいのも実情だと思います。そのため、最低ラインを5,000円としています。

また、最後に、一番重要だと考えているmattocoの特徴としては、インターネット直販型の投資信託取引サービスであるため、お客様の声をダイレクトに商品やサービスに活かせるという点です。現状ⅿattocoが考える長期投資に必要な要素をベースにサービスを提供していますが、お客様の声を元に取扱商品やサービスを改善していくのがmattocoです。
実際に過去3年間、お客様の声を元に購入できる商品を増やす、Webサイトを改修するなど継続的な改善に努めてきました。
今後も、お客様の長期投資に資すると考えられるものについては、どんどん取り入れていこうと思います。


3、最後に

mattocoは、長期間にわたって、みなさまの未来を広げるための投資の伴走者でありたいと考えています。
長期投資というと、「長期・つみたて・分散」ということが語れます。これは一般的な投資手法としてよく言われる格言です。mattocoは、投資信託を活用したつみたて投資を拡げていくことで、将来的には「長期・つみたて・分散、mattoco」というポジションを目指して行きたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。


mattocoについて更に詳しく知りたい方は、下記をご覧ください。
mattoco口座開設はこちら

*1 NISA口座で買い付けた有価証券を売却した際に譲渡損失が生じても、他の特定口座や一般口座での譲渡益や配当金等と損益通算をすることや、繰越控除をすることはできません。
*2 つみたてNISA口座数は、基準日時点において、つみたてNISAの投資利用枠が設定されている口座数のこと。
*3 NISA・ジュニアNISAの利用状況
*4 確定拠出年金統計資料


eMAXIS Slimシリーズのリスク・費用について


当ページで使用している指数について
【国内債券:NOMURA-BPI総合】
NOMURA-BPI総合とは、野村證券株式会社が発表しているわが国の代表的な債券パフォーマンスインデックスです。
【先進国債券:FTSE世界国債インデックス(除く日本)】
FTSE世界国債インデックス(除く日本)は、FTSE Fixed Income LLCにより運営され、日本を除く世界主要国の国債の総合収益率を各市場の時価総額で加重平均した債券インデックスです。
【国内株式:東証株価指数(TOPIX)】
東証株価指数(TOPIX)とは、日本の株式市場を広範に網羅するとともに、投資対象としての機能性を有するマーケット・ベンチマークで、わが国の株式市場全体の値動きを表す代表的な株価指数です。
【先進国株式:MSCI コクサイ インデックス】
MSCI コクサイ インデックスとは、MSCI Inc.が開発した株価指数で、日本を除く世界の先進国で構成されています。


当ページ中の指数等の知的所有権、その他一切の権利はその発行者および許諾者に帰属します。
また、発行者および許諾者が指数等の正確性、完全性を保証するものではありません。各指数等に関する免責事項等については、三菱UFJアセットマネジメントのホームページを合わせてご確認ください。


投資をご検討いただくにあたって

・投資は収益期待がある一方で、値下がり・元本割れの可能性もあり、その損益はすべてお客さまに帰属します。したがって、お客さまの状況等によっては、資金使途に照らして必ずしも投資が適した選択肢となるわけではない点にご留意ください。
・投資はお客さま自身の判断と責任で行っていただく必要があり、投資知識や投資対象商品への理解に不安がある場合は投資をお控えください。また、投資の判断の基礎となる投資方針については、一般的に、資金使途や投資期間、経済状況やリスク許容度等を総合的に勘案した上で、適宜見直しを行うことが望ましいとされています。


留意事項

・mattoco(マットコ)とは、三菱UFJアセットマネジメント(以下、当社)が提供する、[1]「三菱UFJアセットマネジメントダイレクト」(インターネットを通じ、当社で口座開設や投資信託の購入・換金を行うことのできるサービス)および[2]当社を通じて投資信託をお取引する際に、参考となる投資関連情報提供等サービスの総称です。
・当ページは三菱UFJアセットマネジメントが作成した情報提供資料であり、金融商品取引法に基づく開示資料ではありません。投資信託をご購入の場合は、当社よりお渡しする最新の投資信託説明書(交付目論見書)および目論見書補完書面の内容を必ずご確認のうえ、ご自身でご判断ください。
・当ページの内容は作成時点のものであり、将来予告なく変更されることがあります。また、将来の市場環境等や運用成果等を示唆・保証するものではありません。
・当ページは信頼できると判断した情報等に基づき作成しておりますが、その正確性・完全性等を保証するものではありません。
・当ページに掲載の内容は、お客さまの投資目的、リスク許容度に必ずしも合致するものではありません。投資に関する最終決定はお客さまご自身でご判断ください。


三菱UFJアセットマネジメント株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第404号/一般社団法人投資信託協会会員/一般社団法人日本投資顧問業協会会員

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