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【テーマから株を選ぶ!】「総合商社」資源高で業績最高益基調
【テーマから株を選ぶ!】「総合商社」資源高で業績最高益基調

【テーマから株を選ぶ!】「総合商社」資源高で業績最高益基調

2022/09/11・提供元:MINKABU

ラーメンからロケットまで」と呼ばれるほど幅広い事業を手掛けているのが、総合商社です。



日本独自のビジネスモデル?

大手総合商社には売上高が10兆円を超える企業もあり、国内企業のなかで有数の規模を誇っています。

世界各国に支店を持ち、その情報網をベースに莫大な利益を築き上げている総合商社のビジネスモデルは、日本独自のものとも言われています。



原油などの資源事業により好調が続く

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そんな総合商社の業績を牽引しているのが、原油天然ガス非鉄金属などに絡む資源事業です。


資源価格の高騰が続き、業績は最高益へ

近年は中国などの経済発展もあって、原油や非鉄などのエネルギー価格は上昇基調を続けました。

こうした資源価格の高騰もあり、2022年3月期の大手総合商社の業績は軒並み最高益を叩き出しました。


「投資の神様」も注目

投資の神様」と言われる米国の著名投資家ウォーレン・バフェット氏は、総合商社の魅力にいち早く気づいた投資家の1人です。

バフェット氏は2020年前後から大手総合商社に投資したことで多大な利益を上げたとみられています。



関連銘柄をチェック

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5大商社と呼ばれているのは、三菱商事<8058>三井物産<8031>伊藤忠商事<8001>住友商事<8053>丸紅<8002>です。


これら企業の配当利回りは軒並み3%を超えており市場平均と比べても高いうえに、原油などエネルギー価格の上昇が業績拡大要因に働くことから「インフレ(物価上昇)に強い業態」とも評価されています。

好業績で割安な総合商社株に対しては、一段の上昇を期待する声が増えているのです。



テーマ要約

総合商社

かつては「ラーメンからミサイル」まで扱うと揶揄(やゆ)されつつも日本経済を世界に向けて牽引してきました。しかし、1980年代には「商社不要論」が登場するなど、バブル経済が崩壊するなか精彩をかくこととなりました。


しかし、21世紀に入り総合商社は再び輝きだします

エネルギー、科学技術、防衛、交通システム、食糧にいたるまで総合商社を中心とする経済活動が進む今、再び日本経済をリードする存在となっているのです。

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