本日のテーマ
約1年ぶりにドル円相場で1ドル150円を突破!?
日々の家計はどうなる?電気代への影響は?
うちでは光熱費は主人が負担していて、「最近電気料金が以前と比べて落ち着いてきたね」と言われました。
マメに電気を消したり、日頃の節電が功を奏しました!!日頃の成果が出たんだね。
でも、最近の電気代値下がりは政府の激変緩和措置の影響もあるんだ。
激変緩和措置・・・?
初めて聞きました。
一般的な電気料金は「基本料金」「電力量料金」「再生可能エネルギー発電促進賦課金」を合計したものなんだ。
昨今の電気料金は「電力量料金」に含まれる燃料費調整単価が上がっていた影響なんだよ。*1
なるほど、ウクライナ問題によるエネルギー価格高騰とか、急激な円安が影響しているんですね!
ガソリン代が上がっているのは実感していましたけど、電気代も上がっているんですね。その通りだよ!燃料費調整単価は2022年、右肩上がりで上昇していたけど、政府による激変緩和措置によって2月分の電気料金から7円/kWhの値引きが行われて、燃料費調整単価が下がったんだ。*1
それはうれしいですね!
このまま電気料金の値上がりは落ち着くのでしょうか?
そうだね。そうなってくれると嬉しいんだけど、激変緩和措置は12月までの政策なんだ。*1
えぇ?そうしたら、また、電気料金が上がってしまうんですかね。
これじゃあ、どんなに節約しても追いつかないです・・・あと気になるのは為替の動きだね!
2023年10月3日、約1年ぶりに外国為替市場で1ドル150円台前半に下落したのが記憶にあるね。
円安は燃料費調整単価にも影響してくるし、今後の動向が気になるところだね。
円安のメカニズムや影響などはこちらの記事で解説しているので参考にしてみてね。
→円安が起きるメカニズムとその影響とは?
そうなんですね・・・2024年の電気代はどうなるのか心配です。
政府の対策も節電も重要だし、なによりこういった物価上昇に日頃から備えていくことが重要だね。
本稿執筆時点における情報に基づいて作成しておりますので、最新情報との乖離にご注意ください。
出典
*1 資源エネルギー庁ホームページ