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【テーマから株を選ぶ!】「全固体電池」次世代電池の筆頭候補
【テーマから株を選ぶ!】「全固体電池」次世代電池の筆頭候補

【テーマから株を選ぶ!】「全固体電池」次世代電池の筆頭候補

2022/09/23・提供元:MINKABU

温室効果ガスの排出量を実質ゼロとする「カーボンニュートラル」の達成に向けた取り組みの一つとして、自動車の電動化がグローバル規模で加速しています。



電動車の普及で、電池性能の向上が求められる

既に欧州や中国では電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHEV)などの電動車が急速に普及しています。


国内の自動車メーカーが競争力を維持・強化するためには、電動車の心臓部である蓄電池の更なる性能向上が欠かせません。

そこで注目されているのが、次世代の蓄電池といわれる全固体電池です。



安全性と性能アップが可能、量産化を目指す

電動車の普及で、電池性能の向上が求められる

全固体電池とは、電極(正極と負極)間で電気をやりとりするために必要な電解液(液体電解質)を使わず、固体の電解質を用いて電極間をつなぐ電池のことをいいます。


電解液を使わないことで安全性が向上

固体電解質は液体のものに比べて化学的に安定していることから想定外の副反応が起こりにくく、現在主流となっているリチウムイオン電池のように電解液が漏れて発火するといった危険性が低くなります。


高電圧・高容量化を目指し、材料などの開発が進む

また、高い温度でも動作が可能なため、リチウムイオン電池で使えなかった材料も含めて電極材料の選択自由度が広がり、少ないスペースで高電圧・高容量の電池とすることが可能です。


電動車に搭載すれば、航続距離の延長充電時間の短縮が期待できます。



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こうしたことから国内自動車メーカーは研究開発を進めており、ホンダ<7267>は2024年春に実証ラインを稼働させ、全固体電池を量産する技術を確立する構えです。


また、トヨタ自動車<7203>日産自動車<7201>なども開発を急いでおり、今後の動向が注目されます。



テーマ解説

全固体電池

全固体電池は、既存のリチウムイオン電池では液体である電解質を固体にして、正極と負極を含めた部材をすべて固体で構成する電池のことで、ポスト・リチウムイオン電池の一角として注目を集めています。


電解質が固体であるので液漏れのおそれがない上、正極と負極の接触を防ぐセパレーターも不要です。また、一般に電解質が難燃性のため燃えにくく、安全性も高いのが特徴となっています。


大容量化や長寿命化の可能性もあるとされ、既存のリチウムイオン電池の次のバッテリーとして期待されています。

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