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【テーマから株を選ぶ!】インド関連、人口世界一で「世界の工場」へ
【テーマから株を選ぶ!】インド関連、人口世界一で「世界の工場」へ

【テーマから株を選ぶ!】インド関連、人口世界一で「世界の工場」へ

2023/04/13・提供元:MINKABU

株式市場でインドに熱い視線が注がれています。
2022年は日本や米国など世界の主要市場の株価は総じて下落しました。


そうしたなか、インドの株価指数SENSEXは同年12月に史上最高値を更新。
同国への注目度が高まるとともに、「インド関連」が有望な投資テーマとして意識されるようになりました。



豊富な労働力・増える内需でGDP世界5位

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人口、世界一へ。内需拡大で高い経済成長

インドの人口は、2023年に中国を抜いて世界一になると予想されています。
人口の半分以上が25歳未満と若年層が多く、人口増が経済成長につながる人口ボーナス期を迎えようとしています。


IMF(国際通貨基金)の予測によれば、インドの実質GDP(国内総生産:ある国で生産されたモノ・サービスの付加価値の合計額)は2022年の6.8%成長に続き、2023年も6%以上の高い成長が見込まれています。
同国のモディ政権による改革が奏功し、個人消費を中心とした内需拡大が成長を牽引しているのです。


「世界の工場」は中国からインドへ

このペースで成長が続けば、経済規模で日本を上回る日もそう遠くはないかもしれません。現在、世界のGDPランキングで5位のインドですが、近い将来に日本を抜いて3位に浮上するとの見方も出ています。経済が成長してGDPが増えていくことは、景気が良くなるということです。


インドは米中対立が激しくなるなかで脱中国の受け皿になるとみられており、豊富な人口を強みに中国に代わる新たな「世界の工場」となることが期待されています。


関連銘柄をチェック

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インド市場に強みを持つ日本企業をチェックしておきましょう。


同国の自動車市場で4割のシェアを握るスズキ<7269>、二輪車で高い実績を誇るホンダ<7267>ヤマハ発動機<7272>があります。


同国のエアコン市場で高いシェアを誇るダイキン工業<6367>、インド事業が業績の柱となっている塗料大手の関西ペイント<4613.T>なども見逃せません。


テーマ解説

インド関連

主にインドに進出、あるいは輸出入などでかかわる企業を指します。


インドのGDP(国内総生産)成長率は新型コロナウイルス感染拡大の影響で一時的に鈍化したものの、2021年は中国を上回るなど堅調に推移しており、世界的に景気減速懸念が強まる中、相対的な魅力が高まっています


国連の推計では2023年には人口が中国を抜き世界1位になる見込みであり、今後も人口増加による高い経済成長が期待されています。


本稿執筆時点における情報に基づいて作成しておりますので、最新情報との乖離にご注意ください。
最終的な投資判断、金融商品のご選択に際しては、お客様自身の判断でお取り組みをお願いいたします。

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