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高校生や中学生のお小遣い平均はいくら? 渡し方を含めデータで解説
高校生や中学生のお小遣い平均はいくら? 渡し方を含めデータで解説

高校生や中学生のお小遣い平均はいくら? 渡し方を含めデータで解説

2024/04/02・提供元:Money Canvas

子どもの成長とともに家計の中で割合が多くなっていくのが「お小遣い」です。


子どもへ渡すお小遣いは年齢とともに高くなっていくので、年齢に相応しい金額を渡しつつ、お金に対する考え方も身につけさせる必要があります。


そこで本記事では夫、妻、子どものお小遣いの相場をご紹介するとともに、キャッシュレスの時代にぴったりな「お小遣いアプリ」を利用して、子どものマネーリテラシーを教育することについて解説します。


家族のお小遣いの相場

お小遣いの金額を設定するにあたっては、家族それぞれのライフスタイルや状況などもあり、悩むところです。

ここでは、家族のお小遣いの相場について解説します。


夫・妻のお小遣い相場

総務省統計局が公表した「2019年全国家計構造調査」によれば、お小遣いがある場合の1人当たり1ヶ月間の「家計からの収入」は、世帯主が25,637円、配偶者が15,520円です。

世帯主のほうが約1.7倍多い結果となっています。*1


ただ、仕事内容が営業職か事務職かでも違いがあり、営業職は外回りが多いため、ランチにしてもお弁当より外食になる機会が多い人もいるでしょう。仕事上の付き合いが欠かせない場合もあり、むやみに減額できるわけではありません。


また、共働きで同じくらいの収入がある場合は、それぞれが収入を管理するケースもあるようで、お小遣いの金額を設定する際は、それぞれが納得できるように家族間でよく話し合うことが必要です。


子どものお小遣い相場

次は、子どものお小遣い相場をみていきましょう。

バンダイこどもアンケートレポート Vol.251「小中学生のおこづかいに関する意識調査」によれば、お小遣いの平均相場は小・中学生全体が2,036円となりました。(図1)


2

図1)出典:バンダイ「小中学生のおこづかいに関する意識調査 結果」P2


ただ、親からもらう定期的なお小遣いの 1ヵ月の平均金額は1,892円で、祖父母からもらう平均金額2,869円と約1,000円もの差があります。祖父母と同居している子どものお小遣いは少し多めという傾向があるようです。


なお、小中学生のお小遣いの使い道としては、1位が「お菓子やジュースなどの飲食物 (60.0%)」、2位が「文房具(35.6%)」、3位が「マンガ(雑誌・コミック:33.7%)」です。コンビニなどで、子どもが手軽に買えるものが上位となっています。*2

お小遣いの新しい形

時代の流れとともに、お小遣いもキャッシュレス化が進んでいます。

ここでは、プリペイドカードやキャッシュレス決済用のアプリなど、お小遣いの新しい形をご紹介します。


子どもに渡すお小遣いにプリペイドカードを利用

近年では、子どもに渡すお小遣いの新しい形として、プリペイドカードを使用する親もみられます。利用履歴が専用サイトで確認できるので、子どもが何に使ったのかを把握できるのがメリットです。*3


プリペイドカードはチャージした範囲内でしかお金を使えないため、子どもが無駄遣いをするのを防ぐ効果もあります。コンビニや大手スーパーなどで使えるので、子どもが塾帰りにお菓子や文房具を買うのに使いやすいのも良い点です。


プリペイドカードにはさまざまな種類があるので、お小遣いの管理がしやすいタイプを選びましょう。


高校生や夫・妻はキャッシュレス決済アプリを活用

高校生以上になればスマホを携帯しているため、キャッシュレス決済アプリを使用するのも良い方法です。友人・同僚とのランチ代などの精算を1円単位でスムーズに決済できます。


子どもへのお小遣いとして半分は現金、もう半分はキャッシュレス決済アプリに入金するのも一つの方法です。必要なお金が足りない時はすぐに送れます。


お小遣いとして利用履歴も残りますし、各自がアプリを使うだけでなく、買い物を頼むときにも相手先のアプリに送金すれば手持ちがなくても事足ります。チャージする金額を一定額に設定すれば、無駄遣いを予防できるのもメリットです。


幼少期からのお金の教育が大切

子どもの自立に向けて親が教育すべきことの一つが「金銭教育」です。

金銭感覚は子どものうちからでないと育ちにくいので、幼少期からのお金の教育が大切といえます。

ここでは、子どもが正しい金銭感覚を持つために親ができることをご紹介します。


キャッシュレスの時代だからこそお金の使い方の難しさを教える

老若男女を問わず、私たちはお金がなければ生きていくことが困難です。


現代ではキャッシュレス化が進んでおり、電子マネーでの決済サービスが普及しています。

子どもが欲しいものはインターネットで手軽にショッピングできるため、現金を目にする機会が少なくなりつつあるのが実情です。画面をクリックすれば、すぐに欲しいものを購入できます。


そんなキャッシュレスの時代だからこそ、お金の使い方の難しさを教えることが必要です。

お金はどのようにして家庭に入ってくるのかを家族で話し合ったり、スーパーへ一緒に買い物に行ったりするのもよいでしょう。「消費期限間近の食べ物は安くなりやすい」「予算内で買い物をする」など、生活する上での知識が自然と身につきます。*5


家族間でお金の使い方について話し合うことが必要

子どもにお小遣いとしてお金を渡すときには、使い方について家族で話し合うことが必要です。子どもが可愛いからと言われるがままにお金を渡していると、いつか大人になったときに「借りて買えばいい」「足りなかったら誰かに頼ればいい」という考え方が身についてしまいます。安定した経済状況を保つには、限られた収入の中でやりくりする能力が欠かせません。


ただ、大人の意見を頭から押し付けるのは逆効果です。子どもと会話をしながら、「本当に必要か?」を考えさせるようにします。自分の頭で考えられる人間に育てるために子どもの頃から自分で判断する能力を身につけさせることが重要です。*6


〇お小遣いの使い方を話し合おう!金融機関勤めママのノウハウをこちらで紹介しています。

まとめ

よく言われることですが、子どもは「親の背中を見て育つ」ものです。

お小遣いを通して子どもは適切にお金を使う力を養うので、親は子どもが小さいうちから正しい金銭感覚を身につけさせるようにしましょう。一度身についてしまった金銭感覚を大人になってから直すのは、容易なことではありません。


お金は生きていく上で欠かせないツールであるため、金銭教育は将来の自立と安定した生活をするために必要な教育です。


まずは、こちらでシンプルなお小遣いアプリを利用し、お金を使う力を養ってみてはいかがでしょうか。



本コラム執筆時点における情報に基づいて作成しておりますので、最新情報との乖離にご注意下さい。


出典
*1、総務省統計局「2019年全国家計構造調査」
*2、バンダイ「小中学生のおこづかいに関する意識調査」P3
*3、日本経済新聞「子どものお小遣いにプリペイドカード 履歴確認で安心」
*4、日経BP「親が見守りながらお金の使い方を練習「お小遣いフィンテック」が拓くマネーリテラシーの未来」
*5、金融中央広報委員会「今、家庭で必要な金銭教育」 P1,2
*6、金融中央広報委員会「子どもはお金が好きやねん!今、金融教育が必要なワケ」

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