炭化ケイ素(SiC)繊維は炭化ケイ素でできた繊維のこと。SiC繊維と呼ばれる場合もある。1975年、東北大学で開発された。 炭化ケイ素は炭素(C)とケイ素(Si)が1対1で結合した化合物で、優れた耐熱性、熱伝導性、耐食性を持ち、圧縮に対しても強いという特性を持つ。この炭化ケイ素を繊維化した素材である「炭化ケイ素繊維」は、金属以上の耐熱性を持ちながら、軽量かつ熱膨張による変形が少ない。このため、地球に帰還する際の高温に耐えなければならないスペースシャトルの耐熱材料のような過酷な用途に用いられてきた。 炭化ケイ素繊維は近年、航空機用エンジンや発電用タービン向けの材料としての利用が期待されており、大規模な需要発生の可能性があるとみられている。
5302 東証プライム ガラス・土石製品
日本カーボン
現在値(04:04)
¥4,040
前日比(¥)
-45
前日比率(%)
-1.10
配当利回り(前期実績)
4.55%
4208 東証プライム 化学
UBE
現在値(04:09)
¥2,239
前日比(¥)
-23
前日比率(%)
-1.02
配当利回り(前期実績)
5.06%
3002 東証プライム 繊維製品
グンゼ
現在値(04:10)
¥3,605
前日比(¥)
+35
前日比率(%)
+0.98
配当利回り(前期実績)
14.81%