今回紹介するのは、結婚3年目になる共働き、子なし30代女性のワカメさん。
ワカメさんは金融系の会社に勤めていて、平日はジム、休日は夫婦でキャンプや旅行へ行く等、趣味を楽しむ時間に充てています。
そんなワカメさんの資産運用のきっかけから現在の積み立て状況についてインタビューしてみました。
現在30代のワカメさんは結婚するまでは実家暮らし。大学卒業後、就職をし、大学時代からのパートナーとめでたく結婚。社会人になったことをきっかけに、真剣に貯金を始めようと決意。資産形成の一つとして、資産運用を検討し始めました。
社会人になる前は、貯金や資産運用という言葉もピンと来ず、アルバイトで稼いだお金は貯金することなく趣味や友達との遊びに使っていました。
出世払いなんて言って親にお金を借りたこともしばしば・・・実家暮らしということもあり、今思えば相当親に甘えていましたね。
社会人になってからは、少しは自立しよう!と給料の中から毎月3万円自動つみたて定期預金を開始しました。
「資産運用」は自分とは無縁だと思っていた会社の先輩とランチを食べていたある日。
先輩:「投資信託の利益が出たから欲しかったバッグを買おうと思うの。ワカメさんは何か運用してる?」
ワカメ:「毎月自動つみたて定期預金をしています。運用は何に投資をしたら良いのかよく分からないですし、損したくないですし。」
先輩:「私も最初はそうだったよ!けど定期預金の金利も低いしなかなか増えないよね。投資信託なら少額からでも始められるし定期預金と分けてつみたて運用してみたら?効率良く貯蓄が出来るよ!」
そんな会話がきっかけで資産運用をスタート。預金とは分けて、投資信託でつみたて運用を開始。先輩の勧めもあり、毎月3万円の自動つみたて定期預金のうち、1万円で投資信託のつみたてを始めました。
資産を育てるためには、ライフイベントに合わせてその時々で適切な振り分けする必要があります。ワカメさんの現在のポートフォリオは預貯金が約5割、投資信託が約4割、生命保険が約1割となっています。
アクティブな方なので、平日の仕事終わりにジムや買い物へ行っています。土日は夫婦でキャンプや旅行、ゴルフ等趣味のために使うようにしています。
キャンプ用品の購入や旅行へ行った際には思う存分楽しみたいので、自由に使えるお金は普通預金へ。自宅購入の頭金や車もそろそろ買い替え時と話をしており、そういった近い将来の為の資金として定期預金へ。病気や万が一の備えとして保険へ。
すぐに使うお金ではなく、将来の為の貯蓄として貯金だけでなく運用で資産を増やしたいなと思い、今すぐには手を付けなくても大丈夫な分を投資信託のつみたて購入にまわしています。
普段の生活費は主人が出してくれているので、私の現在の給料から月々の貯蓄額を15万円と決めています。そのうち10万円で投資信託を購入しています。
給料日の日に合わせて投資信託のつみたてが出来るように設定しています。残りは自動つみたて定期預金へ。こちらも給料日の日に合わせて振替を行っています。振替日やつみたて金額を自由に設定出来る点がつみたて投資の魅力ですね!
運用を始めるきっかけとなった先輩から、ドルコスト平均法、分散投資、長期投資といった投資手法について教えてもらい、投資先を複数銘柄に分散して投資を行っています。
中でも、つみたて投資に向いていると言われる、値動きの大きい商品(株式ファンド)への投資が多いです。
新聞やニュースでも耳にしやすい、日経平均やアメリカのS&P500といった、代表的な株式相場に連動した分かりやすい投資信託を購入しています。
上がった下がった、といった値動きがわかりやすいので購入してほったらかしでも何となく状況がわかるのがいいですね。
また、相場に連動した投資信託は手数料が安いものも多いです。長期投資を目指しているので、なるべく手数料の安い商品を選ぶようにしています。気付いたらeMAXIS Slimシリーズばかりに投資をしています。
まとまった資金ではなく、始めは少額からのスタートでしたが、毎月こつこつ投資信託をつみたてることで運用益を出せていることが嬉しいです。ちりも積もれば山となるってまさにこのことですね(笑)
もちろん、ずっとプラスではなく時にはマイナスになる時もありますが、時間分散、長期投資、と言われているように時間を味方にしてつみたてることの大事さを感じています。
「お金の置き場所を変えるだけ」「お金に働いてもらう」たったこれだけのことで、私の資産は大きく増えました。
資産運用はと無縁と思っていた私ですが、今では家族や友人にも勧める程、つみたて投資信託のファンとなっています(笑)
将来に向けての資産形成として、これからもつみたて投資信託を続けていきたいと思います。
本稿執筆時点における情報に基づいて作成しておりますので、最新情報との乖離にご注意ください。
最終的な投資判断、金融商品のご選択に際しては、お客様自身の判断でお取り組みをお願いいたします。