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この記事では、家賃をカード払いにするメリットとその方法を見ていきましょう。
賃貸物件の中には、家賃をカードで支払える物件があります。どの家庭でも、住居にかかる費用は毎月の生活費のうちかなりの部分を占めるでしょう。家賃をカード払いにすることで、たくさんのメリットを得られますよ。
家賃をクレジットカードで支払う最大のメリットは、ポイント還元でしょう。仮に家賃が月額8万円でカードの還元率が0.5%とすると、1年間で4,800円がポイントで還元される計算です。
この先何十年も住むとしたら、還元されるポイントが数十万円を超えるケースも!ポイントが貯まるという点だけでも、家賃のカード払いを検討する価値は十分ありそうです。
賃貸住まいのメリットは住宅購入と比べて、まとまった費用がかからないことでしょう。
ただし、入居時(引っ越し時)に発生する敷金や礼金、仲介手数料などの初期費用を一括で払うとなると大きな負担に。クレジットカードなら分割払いも可能なので、この初期費用をカードで分割払いできれば助かりますね。
毎月忘れずに家賃を振り込むのは、なかなか面倒なものです。その上、借主が手数料を支払うケースも。
うっかり忘れて管理会社から連絡が入り、あわてて振り込んだ経験を持つ人も多いのではないでしょうか。カード払いにすれば振り込みの手間がないため、このストレスから解放されます。
普段からクレジットカードを利用している人ならご存じの通り、カードには利用履歴が残ります。そのため、いつからいつまで家賃を支払ったか確認したいときや、家賃に変更があったときなどいつでも支払履歴を振り返ることができます。こういった管理の面でも、カード払いは便利と言えるでしょう。
では、どのようにして家賃をカード払いに変更すればいいのでしょうか?
家賃の支払いにクレジットカードを利用できるかどうかは、実は物件を管理する管理会社次第です。まずは管理会社に連絡し、カード払いに変更できるか確認しましょう。
最近の賃貸物件サイトでは、「カード払い可能な賃貸物件」が特集されていることも。賃貸物件を選ぶ時の基準の1つに、「カード払いができるかどうか」を加えるといいかもしれません。
クレジットカードの支払いが可能な賃貸物件には、初期費用だけカード払いが認められているものと、毎月の家賃をカード払いできるものがあります。
家計という面でもメリットが大きいのは後者なので、どちらか一方で悩むようであれば後者の物件を探すといいでしょう。
最後に、家賃をカード払いにするときの注意点もチェックしておきましょう。
カード払いが可能な賃貸物件でも、カード会社が指定されていることがあります。自分が使いたいカードに対応しているか事前に確認しておきましょう。普段利用しているクレジットカードが使えればベストですが、そうでない場合は対応しているカード会社で新しく作ってもいいでしょう。
家賃をクレジットカード払いにする場合は、銀行の口座残高に注意しておきましょう。カードの引き落としができないと、家賃支払いも遅延になってしまいます。遅延は信用問題にも関わりますよね。知らぬ間に家賃を滞納してしまうことがないよう、カードの引き落とし日前は注意しましょう。
カード払いの最大のメリットとしてポイント還元を紹介しましたが、クレジットカードの中にはポイント対象外というケースもあるので注意したいところです。自分が使う予定のカードが家賃の支払いにポイント付与を認めているか、事前に確認しておきましょう。
家賃をクレジットカード払いにできれば、意識しなくてもおトクにポイントを貯めることができます。家賃は生活費の中でも大きな割合を占めるので、ほかの節約方法と比較しても効果が高いと言えるでしょう。
引っ越しを検討中の人はもちろん、生活費を見直して資産形成に取り組みたいと考えている人は、家賃のクレジットカード払いを選択肢の1つとして検討してみましょう。
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