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デビットカード始めるときは4つのポイント

デビットカード始めるときは4つのポイント

2019/11/28に公開
提供元:アップユー

この記事は5分50秒で読めます。



デビットカードを申込みしようと思っても、種類がたくさんあってどれにしたらいいのか分からない!と迷ってしまう人もいるでしょう。そこで今回は初めてデビットカードを作る人向けに、デビットカードを4つのポイントから比較して解説します。



デビットカードとは?特徴や仕組みを簡単におさらい

デビットカードとは、銀行口座から直接引き落としされる即時払いのカードのことです。デビットカードで決済すると、使った金額が銀行口座から即時引き落としされます。


クレジットカードとは異なり、銀行口座残高の上限までしか決済できないため、うっかり使いすぎてしまう心配がありません。また現金で支払うよりも、ポイント還元・キャッシュバックがあるからおトクです。


収入の少ない学生でも安心して作ることができます。他にもアプリ・Webで使用履歴が確認できるカードも多く、お金の管理がしやすくなる、無駄遣いが減るといったメリットもあります。


デビットカードはクレジットカードが使えるところならほぼ利用できます。また、キャッシュカードとの一体型ならATMでお金を引き出すことも可能です。しかし、デビットカードではクレジットカードほどの高いポイント還元率は望めず、ETCカードも作れません。


デビットカードは初めて持つカードを探してる人や、できるだけ無駄遣いをしたくない人、審査などの手続きを面倒に感じる人にとって、ぴったりなカードです。キャッシュレス化が進む今、現金払いからデビットカード払いに切り替える人も増えてきています。



デビットカードを比較する4つのポイント

デビットカードを選ぶなら、

  • 年会費
  • ポイント還元率
  • 手数料
  • 利用可能店舗数
4つのポイントでチェックしてみましょう!


(1)年会費で選ぶ

デビットカードの年会費は銀行によって異なります。主に年会費が永年無料の銀行と、初年度は無料で2年目以降は年会費がかかる銀行があります。ただし、2年目以降も一定の条件をクリアすれば年会費が無料になるところもあります。利用額10万円以上ならば年会費無料といった条件なら、そんなに気にする必要はなさそうですね!


また、新規入会者は年会費無料の場合があります。銀行のウェブサイトで確認してみましょう。


(2)ポイント還元率やキャッシュバック率で選ぶ

ポイント還元率やキャッシュバック率もデビットカードを作るうえでの重要な項目!


ポイント還元率やキャッシュバック率はデビットカードによってさまざまです。また、利用額や利用状況に応じてポイント還元率・キャッシュバック率が変わる仕組みを導入しているところも多くあります。その他、誕生月に特典としてポイント還元率・キャッシュバック率が上がることも。


ポイント還元率・キャッシュバック率が高いことは確かに魅力的ですが、ポイント還元率・キャッシュバック率だけで安易に決めず、他の条件ともよく比較検討してみましょう!例えば、年会費が高ければポイント還元・キャッシュバックのメリットがなくなってしまうことも十分あり得ます。


ポイント還元やキャッシュバックについてはデビットカードによって仕組みが大きく異なるため、よく利用する電子マネーやポイントと親和性が高いデビットカードを選ぶのもいいですね。


(3)ATM手数料や振込手数料の優遇で選ぶ

デビットカードを作る際は、銀行のATM手数料や振込手数料の優遇も大切なポイントです。


デビットカードとあわせてインターネットバンキングを始めることで、一定期間ATM手数料が無料になる銀行もあります。ATM手数料の優遇は、一部コンビニATMでの引き出しにも適用されます。ATMを利用することが多いのなら、手数料が無料になるのはうれしい特典!


他にも、インターネットバンキングの利用状況や預金残高に応じて、手数料が優遇されるプログラムが用意されている銀行もあります。要件を満たせば他行宛振込手数料が無料になる場合もあるため、しっかりチェックしてデビットカードを作る銀行を選びましょう。


(4)使える店舗数で選ぶ

デビットカードには、VISAやJCBなどの国際カードブランドと、日本独自のJ-Debitがあります。


店舗数では圧倒的にVISAやJCBなどの国際ブランドが上回ります。また、J-Debitは日本国内限定のブランドなので海外での引き出しには対応していません。使える店舗の数や海外での利用を考えている場合は、国際ブランドを選択したほうがよさそうですね。


VISAやJCBにしておけば、国内外の店舗やネットショップでストレスなくショッピングを楽しむことができます。ショッピングやレストランで使う場合「VISAで」「JCBで」と伝えたほうが、手続きもスムーズです。支払回数を聞かれた時は「1回で」と答えましょう。


その他のサービスで選ぶ

デビットカードの中には、ショッピング保険や不正利用補償が付帯されているものがあります。不正利用が不安なら、何らかの補償があるデビットカードだと安心!また、スマホに登録すれば、スマホのみで決済が可能になるデビットカードもあります。今後、スマホ決済の導入を考えている人は、デビットカードを作るタイミングで利用を始めてみるのも一つですね。



使い方に応じたデビットカードを選択しよう

上記でご紹介したポイントでデビットカードを選んでみてはどうでしょう!


メイン口座としては使わずデビットカードだけの利用なら、電子マネーとの親和性や年会費で選ぶといいかもしれません。


年会費、ポイント還元率、手数料など人によって重視するところは異なります。自分の使い道に合ったデビットカード選びをしていきましょう。



執筆者:株式会社ZUU

※記事内の情報は更新時点のものです。最新情報は別途ホームページ等でご確認ください。

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